保全第12号地 原市の森



保全活動日は、毎月第2、第4土曜日の9時から11時です。

ただし、8月は、作業が大変なので、巡視,と清掃活動程度で終わりにしています。

7月23日の保全活動

7月第2回の保全活動です。前回は雨のため巡視だけに終わりました。例年なら暑くて大変な時期ですが、幸いなことに今日は曇り空で、作業が捗りました。

まずは、作業前の恒例記念撮影です。 

今日は、上尾鷹の台高校側の法面の除草作業です。

作業後をご覧ください。すっかりきれいになりました。

どんぐり山(トラスト12号地)に咲いていました。

みごとなヤマユリですね。

今年初めて出てきた、イヌヌマトラノオです。これは、オカトラノオとヌマトラノオの雑種と考えられています。

マンリョウの花は下向き加減です。よく見るために、ちょいと無理をして撮影してみると・・・

可愛らしい花ですね。

この小さな花は、ハエドクソウです。名前のように毒成分があり、殺虫剤として使われたようです。雑木林ではこの時期ふつうに見られます。

これは、ヒグラシの雌です。もうヒグラシが羽化しています。夕方になると、あの物悲しい鳴き声が聞こえてきます。この声を聞くと夏休みも終わるんだ・・・・・・、というイメージを持っていますが、実は、7月から鳴きはじめます。

ヒメアカタテハです。トラスト地の前の畑にいました。

シオカラトンボの雌です。


6月5日(日)第8回ミュージックフェスティバルを開催しました

今年も緑陰の下、爽やかな風の吹く中で、地元有志の絆太鼓演奏と、鷹の台高校、瓦葺中学校、原市中学校の吹奏楽部による演奏が行われました。

原市みどりの再生ボランティアの会黒須会長挨拶

 

みどり自然課の飯田副課長挨拶

トラスト協会藤岡事務局長挨拶

地元有志絆太鼓演奏

上尾市立瓦葺中学校吹奏楽部の演奏です。

埼玉県立上尾鷹の台高校吹奏楽部の演奏です。

上尾市立原市中学校吹奏楽部の演奏です。

400名ほどの参加者があり、演奏を十分に楽しんでもらいました。

5月28日の保全活動

今日は32名の参加でした。

5月13日に植樹した苗木と、昨年植樹した苗木に添え木を立てる作業の続きを行いました。

6月5日に行われる第8回どんぐり山ミュージックフェスティバルの会場整備も行いました。

手前に見える白いロープがステージ予定地です。

お客さんを迎えるにあたり、園路の整備も念入りにおこないました。

新緑の中、きれいになった園路とあずまやです。

若返りのため、高木を伐採した跡地の除草作業も行いました。


4月23日の保全活動

今日は30名の参加でした。春の花がたくさん咲いているので、まずは花を見ながらの作業としました。

ちょっと変な草です。もしかしすると葉緑素の抜けたキンランなのでは?

キンランです。去年できた種が右に残っています。

今年初めて見た白い花のイカリソウです。

クサボケです。

アオハダの花です。大きな木だと花が見えなないのですが、小さな木に花が咲いていました。

作業の様子です。

3月26日の保全活動

今日は、37名の参加でした。 

 

ヒサカキの独特の香りが漂ってきます。

ウグイスカグラが咲いています。

シュンランも多くはありませんが、今年も咲きました。

タチツボスミレも咲き出しました。木を伐採した日当たりのよいところが、一番早いですね。

スミレの花をよく見ると、すぐそばに、ツマグロヒョウンモンの幼虫がいました。

これはチゴユリの芽です。昨年よりも増えた気がします。間違えて入らないように大きく周囲を囲みました。

 

どんぐり山に落ちている枯葉はいったいどのくらいあるのでしょうか?

掃いても掃いてもなくなりません。これを落ち葉溜に入れておくとカブトムシが産卵してくれます。 

 今日も、枯れた木を伐採しました。

他に、園路上の木に引っかかていて落ちそうな枯れ枝を、スローラインを投げて、落としました。

1月23日の保全活動

今日は、少なめで17名の参加でした。

先日の雪で折れて落ちた枝の片付けを行いました。

正面にあるコナラの高い枝が折れて途中でひっかかっていたため、メンバーの所有する高所作業車で除去しました。

笹の刈り払いと、落ち葉を掃き集め、落ち葉溜に入れました。

幹が傷んで、園路に倒れてきそうなイヌシデの伐採を行いました。結構大きかったので大変でした。

11月28日の保全活動

小春日和の下、ボランティア31名が集まりました(ゲストも2名います)。トラスト地前の草原では、この陽気に誘われてキタテハ、キチョウ、ヤマトシジミなどがで飛びかっていました。

雑木林内では、たくさんのクロスジフユエダシャクという蛾が地面低く飛んでいます。飛んでいるのはすべて雄で、雌は羽が退化していて飛べません。蛾とは思えない姿の雌は落葉の葉陰などでじっとしていて、フェロモンを出して雄を呼んでいるようです。雌を探すのは難しく、単純に落ち葉めくりをしていただけでは探せそうにありません。雄の挙動をよく見て、落ち葉の下に潜り込むところを見つけるのがよいようですが、まだ見つけられません。

飛べない蛾としてはミノムシが有名ですね。あの中にいるのがミノガで、雄は羽化して飛び出しますが、雌は一生蓑の中で暮らしています。雄は雌の出すフェロモンに誘われて、飛んできて交尾して死んでしまいます。雌も蓑の中で産卵すると死んでしまいます。

う~ん、人間に生まれてよかった!


今日は、並行している園路を結ぶ新しい道を作りました。大勢が力を合わせたので、あっという間にできあがりました。

ここに園路を通します。

みんなで横に並び、園路の踏み固めをしました。

今日作ったとは思えないほど立派な園路ができあがりました。